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辻村深月(小説家)の経歴|受賞歴や人気おすすめ著書ランキングと感想から映画化作品まで

辻村深月のイメージ画像

直木賞作家で、多彩な作風でファンを魅了してきた、辻村深月さんについて、見てまいりたいと思います。

小説家として、ミステリーから出発して、その後、とても多様な作品を発表してきた、辻村深月さん。

はたして、そんな辻村深月さんの経歴、受賞歴とは、どのような感じだったのでしょうか。

辻村深月さんの作品も興味深いため、映画化された作品についても確認していきましょう。

これまでに刊行されてきた数々の辻村深月さんの作品にまつわる、人気おすすめランキングや、感想も取り上げていきますので、ご覧ください。

1.辻村深月(小説家)の経歴|受賞歴と映画化作品

辻村深月さんは、1980229日、山梨県の出身で、現在の年齢は、44歳となっています。

子供だったころから、『ドラえもん』といった藤子・F・不二雄さんのコミックやゲームが好きだったという、辻村深月さん。

自身も後にミステリー作家になるわけですが、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、ミステリー作品を愛読しながら、成長していきました。

そんな辻村深月さんの運命を大きく変えることになったのが、小学生時代に読んだ、綾辻行人さんのミステリー小説『十角館の殺人』だったのです。

これ以降、辻村深月さんは、綾辻行人さんの作品にハマっていき、とうとう本人と懇意になり、筆名も彼から取るということになりました。

大学を卒業した辻村深月さんは、山梨県町村会に勤務しつつ、作家をめざして、2004年、『冷たい校舎の時は止まる』によって、メフィスト賞を受賞して、作家としてデビュー。

やがて、辻村深月さんは、人気作家となっていき、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』、『オーダーメイド殺人クラブ』と、直木賞に相次いでノミネートします。

そして、とうとう、2012年、『鍵のない夢を見る』によって、直木賞を受賞したのでした。

ほか、受賞歴は、『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、『かがみの孤城』で本屋大賞、『傲慢と善良』でブクログ大賞となっていました。

また、文学賞以外にも、辻村深月さんは、笛吹市市民栄誉賞、ベストマザー賞など、受賞実績多数。

これまでに刊行してきた作品は、『凍りのくじら』、『ぼくのメジャースプーン』、『名前探しの放課後』、『ツナグ』、『本日は大安なり』、『かがみの孤城』、『傲慢と善良』などとなっています。

辻村深月さんの作品のうち、映画化されたものは、『ツナグ』、『太陽の坐る場所』、『ドラえもん のび太の月面探査記』(脚本)、『朝が来る』と多数にわたっていました。

なかでも、『ドラえもん のび太の月面探査記』は、辻村深月さんの『ドラえもん』好きが仕事に発展したものですから、作家冥利に尽きたのではないでしょうか。

2.辻村深月(小説家)の学歴

続いては、辻村深月さんの学歴のほうに移りたいと思います。

辻村深月さんは、高校まではみんな山梨県内の学校に通っていました。

小学校は笛吹市立石和東小学校、中学校は笛吹市立石和中学校、そして高校は山梨学院大学附属高校だったのですね。

なお、大学は千葉大学教育学部でしたが、ここを志望した動機は、ミステリ研究会があったからだといいますから、辻村深月さんにとって作家は天職だったといえるのではないでしょうか。

3.辻村深月(小説家)の人気おすすめ著書ランキング

それでは、辻村深月さんがこれまでに刊行してきた作品のなか、人気だった、おすすめの作品をピックアップしていきたいと思います。

あえてランキングするなら、3位は、『冷たい校舎の時は止まる』

辻村深月さんの記念すべきデビュー作であり、高校生時代から執筆し始めて、大学生時代に完成させたという、大作ミステリーなのでした。

2位は、『小説映画ドラえもんのび太の月面探査記』

『ドラえもん』好きの作家によって、小説、映画脚本が担当されたという異例の作品のうちの小説版。

そして、やはりトップは、『ツナグ』でしょう。

死者に会える「ツナグ」という役割を担う男性、そして彼と関わる人々を描いたヒューマンドラマです。

辻村深月さんには、これらを超えるような名作がまだまだ期待できそうですけどね。

4.辻村深月(小説家)の著書の感想

辻村深月さんが発表してきた作品の感想は、おおむね、感動的というものに尽きるかと思います。

また、基本的に、暗いオチにならないのも好ましいといえるでしょう。

ここでもご紹介しましたように、もともとはミステリー畑の出身だった、辻村深月さん。

しかし、徐々にその作風は人情ものに変わっていき、なぞ解き要素を持ったヒューマンドラマが多くなり、こうした作風が受容されてきたのでした。

辻村深月さんには、今後もぜひ、こうした路線で進んでほしいと思います。

世代を超えて愛されてきた、辻村深月さんの作品。

初期の濃いミステリーも、近年の感動的なものも、それぞれとても読みごたえがあります。

これからも、どのような作品に出会えるのか、待ち遠しいものです。

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